窓際のちいさなサボテン

語彙力のリハビリ

ゼロから始める平ジェネForever vol.4 電王編

仮面ライダー電王】(8作品目)(2007)
~あらすじ~
「「「「「俺、参上!!!!」」」」
 2007年、’’イマジン’’と呼ばれる怪人が襲来し、歴史の改変を目論んで暴れだした。
 そんなイマジン達から正しい歴史(''時の運行'')を守るために戦った野上良太郎(佐藤健)と彼を愛するはみ出し者イマジンズの物語。(はみ出し者イマジンズは筆者の造語です)

 

~イマジンと''契約''~
・イマジンは、歴史を改変するために未来から2007年にやって来た怪人。実体をもたない幽霊みたいな存在。
人間との''契約''を通じて2007年から更に過去へ飛び、そこで大暴れして日本もとい世界を破壊、未来を変え自分たちイマジンが世界の覇権を握る未来をつくる事が最終目的。
・実体がなけりゃ大暴れしてビル破壊したり出来ないよね…!という事でイマジンは任意の人間を選び、「お前の望みを言え…」と迫り願いを聞く。これが''契約''。契約が成立した瞬間にイマジンは実体化し、歪んだ解釈と暴力的な手法で契約者の望みを叶える。そして契約が完了すると、その契約者が強く願う過去への扉が開く。イマジンには自力で過去にタイムリープする力がないので、契約者の記憶を通じて過去へ飛び、飛んだ先で大暴れする。
(本編5&6話を例に…契約者は小学生男子。「サッカーチームのレギュラーになって試合に出たい」という願いをイマジンは「現レギュラーのチームメイトを襲い、全員病院送りにして試合に出られなくする」という方法で叶えた。契約が完了し開いた扉の先は「数か月前、契約者が試合のPK戦でシュートを外してレギュラーから外された日」だった。)
※自力で過去に飛べないのに、イマジンがどうやって未来から2007年に来たのかは本編中で特に解説がなかったよ☆

 

野上良太郎と電王~
野上良太郎…主人公。訳あってほぼ無職。とんでもない不運の持ち主。なよっとして体力もなく、変身前の姿は平成ライダー最弱なんて言われたりもする。日々何かとツイてないがめげず、優しさと強い正義の心を併せ持ち、お人好しで流されやすいようでいて根性のある人物。
・1話でヒロインのハナと出会い、良太郎が''特異点''という特殊な体質であることが判明。特異点は「歴史改変の影響を受けない存在」、つまり2007年及び過去でイマジンがどんなに暴れて社会が崩壊しようがその影響を受けず存在し続けられる…つまりイマジンと戦えるよね!?じゃあ電王になって時の運行を守って!!byハナということで良太郎は仮面ライダー電王となりました。(雑)
デンライナー…「正しい時の運行を守る」ことを使命とした、未来や過去を行き来する時の列車。良太郎はこれに乗ってイマジンを追いかけて過去に飛ぶ。電王の電は電車の電。新幹線みたいな見た目だとは言わないでおくれ。ちなみにデンライナーのオーナーは石丸謙二郎

 

↓ここから筆者の心がヒートアップします↓

 

特異点とはみ出し者イマジンズ~
特異点にはもう一つ「複数のイマジンが同時に憑依できる」という特徴があって、ここからが電王の面白いところ!
・イマジンの目的は歴史の改変だが、それに興味を持たないはみ出し者のイマジンが何体か登場し、良太郎の体内でルームシェアを始めます。どう考えても大人気ヒーローになっちゃいけないアウトローたちを一挙ご紹介。

モモタロス…桃太郎モチーフの赤い怪人。cv.関俊彦。「喧嘩でど派手にカッコよく暴れたい」というだけの理由で良太郎の身体に居座りつづけるが、結果良太郎だいしゅき強火担同担拒否に。一番愛が重い。「俺は最初から最後までクライマックスだぜ!」
②ウラタロス…浦島太郎モチーフの青い怪人。cv.遊佐浩二。「女の子と楽しく遊びたい」というだけの理由で良太郎の身体に憑依する。巧みな話術で他人を手玉に取るのが快感。声も仕草もドエロい。「僕に、釣られてみる?」
キンタロス…金太郎モチーフの金色怪人。cv.てらそままさき。消滅しそうなところを良太郎に助けられ「良太郎を守る」と仲間に。義理堅い古風なおじいちゃん。涙もろい。「俺の強さに、お前が泣いた!」
リュウタロス…龍モチーフの紫怪人。cv.鈴村健一。「りょうたろうのおねえちゃん、、、」というだけの理由(?)で良太郎の身体に居座りつづける。中身が幼児。5歳児。最初出てきたときはサイコパスなのかと思った。人の言うことを聞かない5歳児。「こいつ、やっつけちゃっていいよね?答えは聞いてない!」

※上記4体は良太郎に憑依はしているが契約を結んでいない、言わば宙ぶらりんの立場なので実体を持たず、基本はデンライナーの車内であそn…待機している。喧嘩ばかり。4人の怪人が狭い車内でワイワイする様がとても人気になった。cvの豪華さから、当時アニメ2次元界隈の沼から新規ファンが大量に流入したことも電王の人気の高さの一因となっている。


~電王各フォーム~
・良太郎は心は強くても身体は弱いので、上記のイマジンを体に憑依させた状態で変身する。
①電王ソードフォーム(モモ)②電王ロッドフォーム(ウラ)③電王アックスフォーム(キン)④電王ガンフォーム(リュウ)
ソードフォームが電王の基本スタイルだが、わりと平等に出てくるかな。
・変身ベルト(デンオウベルト)には4つのボタンがついており、いちいち変身解除せずとも各フォームへの移行する事が可能。


~一言コメント~
・イマジンが人間と契約して過去へ飛ぶ
・赤・青・金・紫の4体のイマジンが良太郎(佐藤健)に憑依していて、変身後もそれぞれのフォームがある
・「記憶」と「時間」が密接に結びついた作品
特異点という概念
この4つだけを覚えて映画館へ行ってください…。。こんだけ長く書いといてなんだけど…。。これを伝えるためには丁寧な説明が不可欠なんや…ッッ!!
あとは高岩さんの話。電王のすべてのフォーム&モモタロス(単体)は同じスーツアクターさんが1年間演じていました。以前観てもらった演じ分け動画を思い出してください。我らがミスター平成ライダー高岩成二さんです。

 

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